IT関係の職業の中でもアプリ開発の仕事では目標の設定が重要になってきます。チームとして、どのような目標を設定するかによってアプリの作成方法が変わってくるからです。長い期間を要しても、多数の要素が盛り込まれた質の高いアプリを作成することを目標とするのならネイティブアプリ方式を利用していくことになります。
ネイティブアプリであればデバイス機能がフル活用できますから、やりたいことが行いやすく、盛り込みたい要素も多数盛り込めるのです。限定的なOSでしか利用ができない点やコストが高くなってしまう点がデメリットとして挙げられますが、人気アプリを作りやすい環境になるでしょう。短い期間で暇つぶしに使えるようなアプリを作るという目標を設定した場合にはハイブリッドアプリ方式を利用します。ハイブリッドアプリ方式では短い期間でのアプリ作成ができるようになる点とコストを低く抑えられるという点でメリットを得られます。複数のOSに向けたアプリ配信ができますから、年齢層を広げたアプリの作成が良いでしょう。ネイティブアプリ方式とは違い、デバイス機能に制限があるので盛り込める要素が少なくなってしまう部分がデメリットとして挙げられます。
目標設定はチームの指針となるだけではありません。チームの目標を達成するために必要な個人のスキルを見つけられるチャンスにもなるので、個人的な目標設定を行うことも良い効果を生み出すでしょう。